本棚のある生活

一日一冊読んだ本の記録

ぼくの伯父さんの喫茶店学入門/沼田元氣、堀内隆志

 

「薔薇の花は、ほかの名前でよばれたとしてもいい香りがする」

冒頭にかかれているこの言葉が印象的。

これはシェイクスピアの言葉。

沼田元氣さんはこの言葉で、おいしい珈琲や紅茶、いい喫茶店やカフェのことを思い浮かべたそう。

カフェは名前や、みてくれではなく、居心地が一番だということ。

その居心地を決めるのは、あなたです。

そのための入門書。

茶店の楽しみ方や味わい方、良い喫茶店の見分け方や見つけ方などを

ゲストを招いて一緒に学んでいくという対談形式の本です。

登場するのは市川実日子さん、チチ松村さんなど。

笈川誠さんとの「カフェと建築の関係」もいい。