本棚のある生活

一日一冊読んだ本の記録

衣・食・住 暮らしの雑貨帖

 

衣・食・住 暮らしの雑貨帖 ~ずっと愛したい、わたしのお気に入り~

衣・食・住 暮らしの雑貨帖 ~ずっと愛したい、わたしのお気に入り~

 

 この本で紹介している道具や雑貨や服は、

全て甲斐みのりさんの持ちものだそう。

「住まいは自分そのもの。その自分に似た部屋で、

装い、食べ、寝て、起きて、繰り返される毎日の習慣こそ、

ずっと大事に守りたい幸せ」

と書かれている。

私の部屋はと言えば、ひどいものだ。

好きなものが大部分を占めるけど、

乱雑な状態で物があふれている。

確かに、まとまりがなく定まらない自分をこの部屋が表している。

 

この本では、甲斐みのりさんを作り出している物たちと、

その物たちへの甲斐みのりさんの思いを見ることができる。

私もきちんと思いを伝えられる物と暮らしたいな。

 

甲斐みのりさんの持ちもので私も使ってみたいものは、

・名刺入れにしているというMOLESKINEポートフォリオポケット

豊岡市内にある城崎温泉の土産店に並んでいるという豆バスケット

・ヨシタ手工業デザイン室のピーラー

・ミナ ペルホネンの蝶々柄の割烹着

・4th-marketの鍋や器

・家に人を招いた時にお盆に並べて選んでもらういろいろな箸置き

・釜浅商店の鉄打出しフライパン(24cm・名入れ無料)

・絶品の目玉焼きを作る湯町窯んのエッグベーカー(小)

・トーストや野菜を焼く辻和金網の焼網(小)

・上羽繪惣の胡粉ネイル

 

印象に残ったのは

「食べるための道具と器が好きで、それらと仲良く付き合うため台所に立ち、

各地で求めた食材を使ってせっせと料理する」

という言葉。

私も気に入って買った器や道具がある。

仲良くしなきゃね。

 

そして旅の行き先の決め手となるという宿。

できればその土地一番の老舗がいいそう。

日光金谷ホテル・軽井沢万平ホテル・富士屋ホテル・赤倉観光ホテル。

私もそんな宿を目的に旅をしてみたいな。

 

友人達との食事会に紙製の食器類を持参するというのも良かった。

場所を提供してくれる友人の負担を減らせるそう。

確かに、たくさんの食器を洗うのも出し入れするのも大変だものね。

紙製の食器類やナプキンは海外旅行のスーパーでよく買うそう。

アスクルの個人向け通販「LOHACO」も覚えておきたい。

 

読んでいて気がついたけど、本のデザインっていうの?文字の配置とかも良い。

本文は縦書きの明朝、見出しが横書きのゴシックっていうのが良いと思った。

右上や左下の文字も。

これはデザイナーさんの仕事なのかな。

デザイナーは漆原悠一さん。