パフェ本/斧屋
パフェらしく縦長の形状の本。
表紙はsrecetteさんのvertというパフェ。
とてもおいしそう。
パフェの本を出す意味として、あとがきにはこう書いてある。
思考の軸を提供することだと考えています。
パフェの幅広い魅力を感じられる感性や判断力を磨くための
ひとつの手がかりとして、本書を活用していただけたらと考えています。
層と表現された、他の本でいうところの「章」は、
パフェの現在地、日本全国パフェ巡り、パフェの論点、
となっていてパフェ巡り以外は独特だ。
(だけど難しい本ではない。パフェのビジュアルを楽しみ、
それだけを手がかりにパフェを食べにいくというのでもいいと思う)
いくつもの素材を組み立ててできているパフェというものを味わう時には、
もっとよく考えながら食べてみるとまた違う世界が広がるのかもしれない。
パフェの現在地に載っているパフェは緻密によく考えて作られている。
見た目にも素敵なパフェばかり。
私はボートン、ビヤンネートル、ニコムのパフェを食べてみたいな。
ページをめくればめくるほど、想像力をかきたてられるすごいパフェばかり。
いまどきのパフェってこんなふうになっているのね。
私の好みは凝りすぎていないもの、なので
・成城ル・フルティエ/旬のパフェ
・レ・ドゥー・シャ/プティスワンと紅茶のパフェ
・てんとう虫〜パフェカフェ〜/キウイパフェ
・ファブカフェトーキョー/vert
・neue/アメリカンチェリーとピスタチオのパフェ
・d47食堂/レモンのパフェ
などが食べてみたい。