スープ教本/坂田阿希子
このスープの本、いいな。
毎日の食卓に出したいスープがたくさん載っている。
まずはスープのベースとなるスープストックの説明とレシピから。
そして素材のおいしさの引き出し方、仕上げの油やトッピングについて。
ここまでで、料理を作り慣れている人ならいくらでもバリエーション豊かにスープを作ることができそう。
だけど、そのあとに続く数々のスープレシピは普段の食事で食べたいようなものばかりで、やっぱりレシピどおりに作ってみたいと思う。
そして、日によってはそれを参考に具材を変えたり、スープストックやトッピングの
組み合わせを変えたりして、レシピの可能性は無限大に広がる。
まさしく「教本」の名にふさわしい本。
本の中のデザインも見やすくて好き。
ブックデザインは茂木隆行さん
撮影は広瀬貴子さん
スタイリングは久保百合子さん
構成・編集は松原京子さん
プリンティングディレクターは栗原哲朗さん